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「キャーーーーッ!?」
人気のない暗い夜道
女の悲鳴が辺りに響いた。
「ガァーー」
悲鳴の原因とも言える狼の姿をした大きな魔物?が女性を襲おうとしていた。
最悪なことに人の気配は感じられなかった。
ドスンッ
ドスンッ
と一定のリズムで魔物が近づいてくる。
「ひっ・・・!た・・・たすけ!!」
叫ぼうにも声が上手くだせず、魔物が大きく口を開けた。
彼女は絶望して近づく死に身を委ねた。
?「【ライトウォール】!」
「キャインッ!」
何処からかわからない呪文?のような声と共に、さっきの魔物の悲鳴が一瞬響いた。
いつまで経っても来ない痛みに女性は魔物の悲鳴も気になり恐る恐る瞼をあけた。
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