第一章

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「ちょっと、聞いてる!?」 俺は朝食に出された卵焼きを、思わず落とした。 あーあ・・・ 俺の好物なのに・・・。 「今日から、パパのお兄さんが理事長をしている学校に行くことになったからね!」 知らない、聞こえない・・・。 それより卵が・・・。 「卵焼きなんていつでも食べられるわ!行くわよ!」 そう言って、母さんは俺の腕を引っ張った。 さらば卵焼きよ・・・。 ・・・・・・。 『助けてー!!』 .
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