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『そのメイ・ファーのしてきた事を無駄にするヤツラは…許せない…』
『ハァァァァァ…』
男達は息を飲んだ…女の目は…
獲物を狙う獣の目だった…
『死ね……』
ビィィーン・・・・・・
ズバッ…ズバッズバッズバッズバッズバッ…
男達は肉片に変わった…
『聞いたな……留美異(ルビー)』
隣の部屋から…赤い髪に…赤い眼帯…赤い唇…赤い服を着た少女が現れ…頷いた…
『戦争だ……全ての機攻師団を集めろ…闇天はこれより…トランスフォーメーションに突入する!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
赤い少女がニヤリと笑い頷いた…
『悠里ってさぁ…あんまし昔の話しとかしないよね…』
墨田区の甘味処で真弓は言った…
悠里の過去は…邪心会との抗争に明け暮れ…多くの友を亡くした…血生臭い過去だった…
『悠里…ご家族とかは…』
悠里は迷った…しかし…前を見ると晴々とした顔で言った…
『お母さんは…去年死んじゃったの……でも……何も知らなかったあたしに…人生の全てを教えてくれた…』
『あっ……ゴメン…知らなかった…』
真弓は肩をすぼめた…
『いいのよ…うふっ……それより食べよう…』
悠里は微笑んだ…
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