思い出①…プレゼント

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なんでだろう? 晴は、やる事、言う事全部カワイイなぁ 「じゃあ貰ってくれる?」 「もちろんだよ」 晴は笑顔になった 「あ、でもね…」 「なに?」 「卒業式終わったらいつもの時間にいるから その時に渡してくれる?」 「…?わかった」 「じゃあそろそろアタシは行くね」 「ん…おぉ、またな」 晴は高台の坂を下りてった なんだろう? 胸がドキドキした 「そりゃカワイイ子に言われたらそうなるか!」 そう言ってオレはベンチに座った たしかに、晴が毎朝見るのがわかった 朝日はとてもキレイだった
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