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入学式を難なくこなした俺は日がたつにつれクラスメートにも打ち解けた。
ある日休み時間に席について入る部活を考えていた。
「やっぱ…文芸部かな…」
小説を読みあさっていただけ俺は文章力に長けている。
しかし、得意教科は国語ではなく数学なのはなぜだか俺にもわからない。
「サートシ!!部活決まったか?」
隣の席の吉田哲也が声をかけてきた。
見た目坊主でいかついイメージのある彼は実は絵がものすごくうまく、すぐに美術部に入った。
「おぅ…悩みに悩んだ結果文芸部はいることになっ「ぶっ…文芸部??」
いきなり吉田が驚く
「あの噂の変わり者美人先輩が部長の文芸部かぁ…」
美人先輩?
「なんだよ…なんか変わってんのか文芸部」
「いやいやサトシは何も気にせず入ればいいさ…あはは;;」
そういって席につく吉田、意味がわからない俺は気にせずに次の授業への準備をする。
後々深く聞かなかった事を後悔することも知らずに
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