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それから一週間…
私達はある異変に気づいた
何故か最近Y子がよく話しかけてくる。
私に…ではなく大樹に。
まぁそばにいる私も必然的に聞いてしまうのだが。
Y「大樹君❤おはよう❤」+ボディータッチ
Y「大樹君❤ネクタイ曲がってるよ❤」+ボディータッチ
Y「大樹君❤あれ?髪型変えた?かっこいいね❤」+ボディータッチ
…本人いわく髪型変えたというよりただの寝癖だそうです。
大「コロスケーお前Y子に何かしたの?」
コロ「英語のノート貸したくらいかな。」
大「それは知ってる!」
コロ「狙われてんじゃん?おめでとー。」
大「お前それ言われて喜ぶと思ってんのか?」
コロ「思ってたら言わない♥」
相変わらずひどい性格のコロスケですorz
大「まぢ無理なんだけど。どうしよー。」
そう言いつつ帰るため下駄箱を見た大樹
固まる。
コロ「どした?ハゲたか?」
大「紙きれがある。」
ハゲはスルーですか;ω;
コロ「紙切れ?」
大樹の下駄箱の中には可愛らしい薄ピンクの小さなメモが一枚入っていた。
大「4:00に美術準備室に来てください。……Y子」
コロ「あーいってらっしゃい?」
大「お前も来いよ」
コロ「嫌だ。そんなKYなことするわけないだろが」
大「行きたくない」
コロ「行け。面白いから。」
大「お前そんな性格だから彼氏できねぇんだよ」
コロ「うるさい!はよ行けや!💢」
大「いやまだ30分あるし。」
コロ「…確かに」
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