懐かしい若き頃

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「―――懐かしい…」   目が覚めた俺は、思わずそう呟く。     夢には、もう何年も前の光景が映っていた。   だけど、鮮明な夢だったからか、でてきた女性の名前もハッキリ覚えてる。     「可憐(かれん)かぁ… 俺も若かったな…」   眠い目を擦ってから、俺はゆっくりとベッドから下りて歩き出した。    
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