第十話「海炎のピンチ」

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 俺は鎌子の気配に気がつき、ヴェル達に話し出す。  ユナとセフィラは抱き合って震えていた。無理もない。今の鎌子はかなり最強だ 海炎「後少しか・・・・」 ヴェル「どうしたんだ、海炎」  俺は車の時計を見た瞬間、鎌子が車の前に現れた。セフィラとユナはまだ怯えていた。そして車を札で守った奴が全部破れて、鎌子に場所がバレてしまった。だが十分に時間を稼いだ。太陽が上がり鎌子は森に隠れた。だが海炎は森の中に鏡を仕掛けていた。太陽の反射で鎌子は石化してしまった。 ヴェル「鎌子はどうなったんだ」 海炎「少しの間だけ、鎌子を石化させた。所詮霊は光に弱い、だが一時凌ぎでしかないからな早く山に着かないとな。」  俺は車を発進させ、鎌子を封印する、山に向かった。そこが鎌子との最終決着の場所だ
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