始まりの朝

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今気付いたが、気になっている人、というか私が片思い中の男子と同じクラスだった。ちなみに名前は杉野翔。この人は小五から好きだった。 どんなに小さい噂でも信じてしまう馬鹿な私。 少し舞い上がって頬を赤らめた。自分に恥ずかしくなり1-1の教室へ行く私。そこには三人のうち一人の親友、小川結羅がいる。 その他の二人、涼宮亜理涼と明川可奈もホームルームが終わったみたいで教室から出てきた。 「先生の話まじ長かったー」 「うちの担任てらカッコイイよー!!」 「まじ」 「ばり激萌え!!」 四人の会話はいつもこんな感じ。
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