1.

2/10
前へ
/113ページ
次へ
一つの窓から光りが差し込み、ベッドで寝ている少年の顔を照らす 少年「うっ…眩しい…」 少年は体を起こし、目を擦りながら忌ま忌ましそうに窓を見る 近くにある時計を見ると朝方の5時だった 少年「はあぁ」 深いため息をするとゆっくりとベッドを抜け出し、キッチンへ歩きだし料理を始めた お茶碗一杯のごはんと目玉焼きだ 少年「いただきます」 少年は合掌し、朝食を食べはじめた 少年「ごちそうさま」 合掌したあと食器を台所に持っていき洗いはじめた 少年「明日に学園に転校か、めんどくさいな」 食器を片付け終えた少年は椅子に座りカードを見つめた 学園の生徒に渡される生徒手帳だ 名前は黒鉄刃(クロガネ ジン)と書かれている
/113ページ

最初のコメントを投稿しよう!

137人が本棚に入れています
本棚に追加