入部初日

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京介は恵子の話を聞きおえ友沢の事情を知った…。 友沢が恵子の話に付け足す。 友「母さんの手術費を稼ぐ事も一つだが、まだ理由がある。 妹と弟の為でもある。」 京「妹???弟???」 友「ああ…… 翔太と朋恵って云うんだが…… まだ2人共小さいからあんな年で不自由させるのは可哀想だからな… 苦労する時もあるがあの2人が居てくれるから今の俺があるんだ……」 友沢は優しく笑う… 京「そっか…… だが俺達にも一つ相談してくてれよな… 俺達『真友』やんけ… 1人で何でもしょいこもうとすんなよ…… みずくせぇ……」 京介は友沢に自分の気持ちを打ち明けた… 友沢は京介の気持ちを知り、嬉しくなり柄にもなくフッと笑った。 友「京介……… お前が『真友』で良かったって心から思う…‥― ありがとう―…‥」 京介は照れくさく頭をかき、笑顔を浮かべた。 ガシッ 2人は握手を交わして友情を深めたのだった‥‥
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