入部初日

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放課後になり、京介達は言われた通り部室前に着いた。 部室前にはけっこうな数の人集りが出来ていた。  ザワ……     ザワ……… 京介「この人集りってもしかすると全員入部希望者??」 京介は進に話し掛ける。 進「多分そうだと思うけど……大体20人位かな…?」 そうこうしている内に部室から大前が出てきた。 大「これで全員だな!! 新入部員諸君、俺は蒼聖高校野球部監督・大前然だ!!俺達は確かに三回戦止まりの高校だ…… だが俺達の想いは常に1つ!!![甲子園]だ!! 練習は厳しいが此処にいる全員で甲子園を目指して頑張ろう!!!それじゃ次は主将の桂!!」 「はい!!」 桂と呼ばれた男が一歩進む。 「俺は蒼聖野球部主将・桂正樹(かつらまさき)だ!!俺の事はマサさんと呼んでくれ!! 俺達の目標はさっき監督から言われた通り甲子園ただ1つだ!!! 練習では厳しい事も言うこともあると思う!! それは全て愛情だと思ってくれ!! 頼りないキャプテンかも知れないが夏が終わるまでよろしく頼む!!」 桂は言い終わるとペコっと一礼した。 1年全員は拍手する…… 大「よし!!今年はマネージャーも1人入部してくれた!! しかもだ!!喜べ野郎共!!!   かなりのべっぴんだ!!」 「「「うおぉぉぉ!!!!!」」」
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