340人が本棚に入れています
本棚に追加
打球はレフトに上がるが距離は出ない。
片桐はほぼ定位置で打球が落ちてくるのを待つ。
打球は片桐のグラブ中に包み込まれた。
京「ナイスピッチング!!」
京介は藤代の背中を叩く。
藤「はぁ……まだ初回なんですよね?
4回ぐらい投げたかと思ったすっよ…」
藤代は苦笑いを浮かべ、ベンチに戻った。
京「聖ちゃんもナイスリード!!」
聖「いや…私のリードを信じてくれた藤代のおかげだ…」
京「いやいや、カズさんを打ち取ったのは藤代が聖ちゃんを信じた結果やぞ!
胸張れや!」
京介は笑いながら聖の頭を撫でる。
聖「むぅ……せ、先輩恥ずかしいぞ」
京「じゃ次は俺たちの番だ!!
矢部ーー!!
先輩の力を見せてやるぞ!!」
矢「がってんでやんす!!!」
意気込んでいったが敢えなく三振に終わった。
最初のコメントを投稿しよう!