【本文】白球物語｜195ページ - 小説投稿エブリスタ

進が京介と対決を同様に京介もまた進との対決を楽しんでいるーーー今思えばこの２人が対決するのは今まで野球してきたが今日が初めてで今日が最後ーー最初で最後ーーーだからこそこの瞬間を楽しみたいーー京介と聖は誰にも聞こえない１８･４４メートルの『会話』を交わす　その内容に京介は頬を緩める｡そして京介は大きく振りかぶり左腕をしならせ白き球を聖のミット目がけ投げたーー

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