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ワンアウト･ランナー３塁此処で迎えるのは此処まで良いところが全く無い､時に打順が回る｡
３塁走者(ﾗﾝﾅｰ)の藤代は真っ直ぐ打席の時を見つめる｡
時もまた真っ直ぐな瞳で藤代を見る｡
その初球､みずきが投球動作に入った瞬間､藤代は本塁目がけスタートを切った｡
進･み((スクイズ!!!))
時も判ってたかのようにグリップを持つ右手を水平に滑らしバントの構えをとった｡
右打者の時からすれば内から更に内に食い込むスライダー
時(ッ!!バントしにくい球や!!)
だが時も意地でバットに当てる｡
ｺﾝ……
勢いを殺した打球はみずきと結城の間を転がる……
進｢橘さん!!!
バックホーム!!｣
みずきは球を掴んだが足をすべらした様で一瞬体制を崩し､ほんの少し遅れて送球した｡
滑り込む藤代………
タッチする進………
大｢セーフ！！！！｣
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