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京介はストレートのサインに頷き大きく振りかぶった。
コースは真ん中低め
結城はバットに当てるが打球は一塁側フェンスを超えファールになった。
結(まだ振り遅れるのか…
もっと早くタイミングを取るか‥)
ここから結城は2球ファールで粘る。
進「結城さんが打ち取られるのも時間の問題だね」
友「そうだな
一球ごとに増すスピードに結城さんが付いていけてない…」
み「何でそんな事わかるの??」
友「見てみろ」
友沢は打席の結城に目線を送る。
その時結城がまたファールを打つ…
打球は一塁側ベンチのフェンスに当たる。
み「??」
みずきは状況がわかってない
友「判らないか??
最初こそライトフェンスギリギリのファールだったが投げるたびに加わるスピードに結城さんの微調整が付いていけてないからタイミングが遅れ打球が飛ばなくなってるだろ??
現に今のファールは一塁側ベンチのフェンスだ」
み「あっ!!」
またも結城はファールで粘る。
打球はバックネットにぶつかった。
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