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京「よう亮!!」
京介が友沢に声を掛けた。
友「京介!!何で此処に?」
京「何でって……
此処は俺の家やで!」
京介は無駄に胸を張って答える。
「あら??京ちゃん帰ってたの??」
2人のやりとりに気付いたらしく奥から母・恵子(けいこ)が姿を現した。
恵「2人共知り合い??」
京「まぁ友達やからな…」
恵「そうなの??なら話は早いわぁ!!
京ちゃん、友沢君には明日から働いてもらうけど京ちゃんが教えてね!!
友達同士のがやりやすいでしょ??」
京「まぁ……確かにな」
友「すまん、明日からよろしく頼む」
京「それにしても亮、何でバイトを???」
友「それは……」
友沢が吃っていると……
恵「友沢君のお母さん、友沢君が中学3年生の時に倒れたからその手術費を稼ぐ為にバイトをしているのよ。
手術には一千万円もかかるらしいの……
だから友沢君どうしてプロになりたいらしいけど、今のうちにある程度稼ぎたいって思って応募してくれたの……」
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