紅蓮、解析

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グルァ…!!という雄叫びを最後に生きたヴァジュラテイルは1体もいなくなった 「疲れた~」 と微塵も思っていないような笑顔で言った 「そっちは大丈夫かい?」 「あぁ…来てくれて助かったよ」 と、リーダー同士で話を少ししていた 無事、死傷者は0で第二部隊と分かれ、本来の任務通り 紅蓮種の捜索、弱点等を探るのだ 「ここら辺はヴァジュラテイルが占領したようだな」 「そだねー紅蓮種居ないもんねー」 辺りには他のアラガミさえいないほど殺風景だった 「ちょっと待って、何か聞こえる」 と詩織が耳に手を当てて止まる 「何かあった詩織?」 と翔が言うと 「うん…なんか…足音みたいな~」 ズシン、ズシンと、遠くから聞こえてきた 「な、なんだぁ~?」 俺は音のなる東の方向に見ると小さいながら影を見ることが出来た 「おい、あそこだ!」 皆が見つめる先にいたのは大型のアラガミ、コンゴウだった、しかも4体 「紅蓮種で無いにしろ少しきつく無いか?」 「そうだね、影に隠れてやり過ごそう」 こちらへ向かってくるコンゴウに見つからないように移動し、様子をみる すると何処からともなくオウガテイルの群れが現れた その内1体だけ、紅蓮種がまざっていた 「あいつがリーダーみたいだな」 「どっちか弱ったら狩るか?」 と好戦的なハンスが翔に聞く 「駄目だよ?一応見るのも生態がわかっていいかもしれないし」 「ちっ…しかたねーな」 色々言ってるうちに戦闘が始まった それを人神は見ていた 「ドウナルカナー」
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