▼    愛しのからあげ

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『あーあ。腹減った~』 4校時目が終わると...。 決まって、隣から聞こえてくる声。 齋藤綾駿。 とにかく元気で、野球命の彼。 男女関係なく、人気も高かった。 まぁ....。 アイドル並に、イケメンということや。 私が通っている学校は 小・中・高とエスカレート式。 当然、受験は大変だった。 毎日欠かさず勉強!勉強!勉強。 おかげで無事に 合格することができたんやけど.... 「腹減ったよ~」 ちっ。 ちっとも集中できへーん こんなに隣で騒がれたら はっきり言って授業の邪魔や! もっとまともな学校に行きゃ良かった。 .
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