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これは私のお姉ちゃんから聞いたお話です
私のお姉ちゃんは仏教や宗教系の学校にいっていました。
その学校というのが凄く歴史のある学校で
戦後間もなくお寺の住職さんによって建てられた学校なのです
姉は仏教の勉強をしながらバスケ部でも活躍していました
ある日、バスケ部の合宿で学校のアリーナで一週間寝泊まりをすることになったのですが
学校ではやはり霊を見る ことが多いのでとても嫌だったそうです
しかし合宿はとてもハードだったので、そんなことを気にしてる余裕などなく不意に忘れていったのです
でも、合宿三日目の夜に 事件は起きたのです
皆でアリーナに寝ているとき、姉がトイレに行きたくなり、目をさまし、トイレにいくと
トイレの電気がついていたのです
姉の学校のトイレは、人が入ってきたら自動でついて、人が一定の時間入ってこなくなったら消えるようになっていたので
姉は「誰かいるのかな?」と思いトイレにいくと
中には人がいなかったのです
姉はもうでたのだろうと思い用をたし終わり出ようとすると
手を洗うところに、鏡があるのですが
それに姉の後ろに作業着をきた男の人が見え
姉がふりかえると、後ろには誰もおらず鏡をみると男はいなくなっていました
姉はこわくなり皆のところにもどり皆を起こして そのはなしをすると
先生が不審者かもしれないと見に行くと
誰もおらず見間違いじゃないか?という話になり
その日は終わったのですが
次の日の朝
実はいろんな子が同じく男をみたというのです
皆が鏡に写っていたというので先生が鏡を調べると鏡の裏からボロボロになったお札が出てきたです
学校の先生の中にはお寺の修行を積んだ人がいて
鏡のお札を直してもらい
それからもう男は出てこなくなったそうです
姉にとってはとても怖い体験だったそうです
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