第二章 言いたい言葉

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第二章 言いたい言葉

『私も一緒に行きたい!!』 『ダメだって!!。危険が多すぎるんだぞ?!』 『でも、あなたがケガをした時、唯一治せることができるのは私なのよ?!』 ゲームタイトルは…“虹色と僕ら…”というRPGで、ストーリーは、ある1人の男によって7つの色がバラバラにされてしまい、全ての色を探すという話! 7つがバラバラになったため、世界では色々な災害が発生してしまうのだ! そこでこの物語の主人公は世界に散らばった7つの色を探しに旅に出るのだ! 生まれ育った町を出る時、幼なじみのヒロインが一緒に行きたいと言いだし、それを止めるシーンを俺がプレイしながら嘉耶も一緒に見ていた… 「…もしこういう状況の時、流翔くんだったら連れていく?」 「う~ん、うん!連れて行くかな!」 「え?どうしてどうして?」 「やっぱり危険な旅ではあるけど、お互いを守りながら2人で旅をする方が俺はイイかなぁ」 すると嘉耶はふ~ん!と、どこかニヤついたように言った! 「え、ヘン…?」 「うんん!私も流翔くんと2人だったらどこまでもついていくかな!」 またしてもドキッとしてしまった…
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