第二章 言いたい言葉

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ゲームを始めてからすでに1時間は経過していた…! 1つ目のセーブポイントに着き、俺はトイレに行くと言って嘉耶と交代した! 1階に下りる階段を下り、廊下を左に真っ直ぐ行ったところにトイレがある! 途中リビングへ入る扉が開いていて、チラッと覗いてみた…! 大きめのテーブルには新しいパソコンが閉じて置いてあり、隣には可愛らしいキャラクターが書いてある紙があった… きっと舞弥ちゃんが書いたのだろう! 絵の隣には何か文字が書いてあった! 廊下からだと見えないため、俺は何度か入ったことのあるリビングに入り、舞弥ちゃんが書いた絵を見てみた! “なおきくんへ… たんじょうびおめでとう” そんな言葉や絵を見て、自分の顔が微笑んでいることが分かり、変に恥ずかしくなった… 一年生なのにすごい上手な絵と文字だなぁ…と感心して、思い出すようにトイレへ向かった! 前に舞弥ちゃんにこんな質問をされた事があった! あの時はまだ嘉耶と親しくなって少し経った頃で、嘉耶の家にお邪魔するのが4回目だったか5回目の時だった…!
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