4人が本棚に入れています
本棚に追加
相変わらず俺の事をナートと呼んでいて、リビングで舞弥ちゃんを入れた3人で遊んでいた!
新しく色えんぴつを買ってくれたと喜びながら、舞弥ちゃんは俺に何本か渡して“一緒に書こう?”と言ってきた!
そんな姿を横で微笑みながら嘉耶は台所の方へ行き、お菓子やジュースを出していた!
『じゃあナートはキリンの色を塗ってね?』
『イイよ!。…舞弥ちゃんはなんの動物に色を塗るの?』
『舞弥はねぇ、イヌとネコ!』
そう言って新しい長い色えんぴつを、小さな手で大事に持ちながら書いていた…
真剣に塗る舞弥ちゃんの姿を見ながら俺と嘉耶は、お菓子を食べながら話しをしていた!
すると突然舞弥ちゃんが…
『ねぇ?ナートって好きな人学校にいるぅ?』
『えっ?!好きな人?!』
そんな質問になんと言ったらいいか迷ってしまった…
今ほどじゃないけど、その頃からも嘉耶のことは意識して見ていたから、何と言ったらいいものか…俺は数秒口ごもってしまった…!
すると嘉耶が…
『もう舞弥が変な事聞くから流翔くん困ってるでしょ?。気にしないで?流翔くん…最近そういう話が幼稚園で流行ってるみたいだからさ…』
最初のコメントを投稿しよう!