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嘉耶は本当に心配そうにそう言ってくれた…!
「…悩み事っていうか……いや、違うんだけどさ…」
こうして改めて話した事がなく、俺もだけど嘉耶の方が何だか緊張しているように見えた…
少し開いていた窓からは、静かに吹く風の音や、外の道路を走る車の音が、俺と嘉耶の間にある沈黙を打ち消すかのように流れていた…!
ここまできてて『やっぱり何でもないよ!』と言って終わりにはできない状況になってしまった…!
嘉耶だってきっとこのまま話をはぐらかしてしまえば気になるだろうし…
だから…
俺は嘉耶に…“告白”する!
「…嘉耶と友達になってさぁ、もう二年くらいになるじゃん?。…最初、ここまでゲーム好きな女の子も珍しいなぁ~って思ってさ、でも仲良くなってゲームの好みもだいたいが同じで凄い嬉しかったんだよね…」
自分でも何を言っているのか分からなかった…
うまく説明しようと思えば思うほど口が回らなかった…
でも、嘉耶はその時点までちゃんと聞いてくれていた…!
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