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｢…それで、…俺の中で…嘉耶を考えることが…よくあって…｣
｢私を…考える？｣
｢…考えるっていうか……その、友達として好きとかじゃなくて……その…｣
なかなか言葉が口から出て来なかった…
頭の中じゃちゃんと言葉が並んであるのに…口からうまく流れて外に出ていかなかった…
｢……もしかして、…私のこと…嫌いになった…とか？｣
｢うんん!!そうじゃなくて……好きだよ!!｣
勘違いされていると思った俺は、あまりにも突然にそう言ってしまった…！
その瞬間、またお互いに静かな沈黙が流れて、嘉耶の顔をなかなか見ることができず、俺はずっと下を向いてしまっていた…
｢…それって、友達としてじゃなく…好きってこと？｣
もう大体理解したはずだと思い、俺は下を向きながらゆっくりとうなずいた…
すると嘉耶は…
｢……私も…だよ…？｣
｢…ぇ？｣
そう言われて反射的に顔を上げて嘉耶の顔を見た…
｢ずっと好きだったよ？。…ゲームの好みも一緒だし、流翔くんと会話してて本当に楽しいんだ！。…だから、…私も友達としてじゃなく…流翔くんを勝手に見てた時があったの…｣
夢じゃなかった…！
嘉耶も、俺とまったく同じ考えだったんだ…
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