最終章 告白と甘いキス…

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伝えたい気持ちは、言わなければ当たり前、相手には分かってもらえない… 恥ずかしいから…とか、怖いから…とか、いろんな感情に流されながらも伝えたい想いは日々強く残るもの… それが相手に伝わるまで… 恐れないでみんなも伝えてほしい! 一言で、必ず未来は変わるから! 「…ねぇ?、…キス…しても、いい?」 お互いが“恋人”という関係になって数分… 嘉耶から意外な言葉が出てきて慌てて焦る俺を、恥ずかしながらも笑っていた嘉耶… 小さな嘉耶の部屋にあるテーブルを間に挟み、お互い膝で立ち上がり、恥ずかしながら顔を寄せていく… 「……いいの?」 「…うん…」 そっと目を閉じる嘉耶を見て、俺も静かに目を閉じた… 柔らかな唇の先があたり、ゆっくりと唇全体が重なっていく… 『ナートォ!!来てるの~!?』 そんな声にビックリしてお互い目を開き、慌てて座り込む! 「あ、あれ?、舞弥ちゃん帰ってきたのかな?」 苦笑い混じりで俺が言うと、嘉耶が… 「…そう、みたいだね……。でも、部屋に来る前に……」 すると嘉耶は俺の傍まで来て… ゆっくりと唇を…今度はちゃんと全体が重なるように…キスをした…! お互い…それが、ファーストキスだった…
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