異動は突然に…

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―王城にて― ここは謁見の間。 そこには2人の女性がいた。1人はドレス、1人は鎧に身を包んでいる。 ドレスを纏った女性は玉座に座り、もう1人はその女性に対してひざまづいている。 「では、あなたは手筈通り、この国のギルドマスターをお願いね」 「かしこまりました女王陛下。それでは失礼いたします」 鎧の女性が部屋を出ると同時に女王陛下はフフフと声をもらし、 「さて、楽しみね。あの娘がどんな顔して私のところに来るのかが」
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