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なんとか教室の前まで着く
中を除くと、皆が片倉先生の話を食い入るように聞いている
なんだこの空気!
いつもは
こんなんじゃないのにー!泣)
入りづらいよぉッ!
廊下で、しかも1人で頭を抱えてうずくまっていると
肩に何か当たって
顔を上げると、元親が呆れ顔でこっちを見ていた
元親〔何してんだ…〕←小声
葵〔ね、寝坊しちゃって…〕
元親〔はぁ…どうすんだよ〕
葵〔ね…どうしよう?〕
元親〔俺に聞くな〕
葵〔えー〕
元親〔"えー"じゃねえよ〕
葵〔よし、じゃあ気づかれないように席に戻ろう!〕
元親〔すぐバレると思うぜ?もう出席とったからよ〕
葵〔なぜ止めぬ!〕
元親〔毛利かテメェ!〕
「ほぉ…遅刻したクセに、こんな所で楽しく談笑か?」
葵「……あ…」
声がしたので後ろを振り向くと笑顔の片倉先生が立っていました…
片倉「天間…後で職員室来い」
笑顔からは想像もつかないひっくーい声で言う片倉先生
葵「はい…」
片倉「じゃあ中入れ、HRの続きやるぞ」
葵「はい…」
ちなみに
A組の席順です↓↓
┏━━┓
┃黒板┃
お 半 か 幸
毛 風 葵 佐
慶 政 長
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