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「じゃぁ、次の質問な。何故過去に来た?」
「そう、俺に会いに来た。っていう単純な理由ならわざわざ転校生としてなんて来ないだろ?俺だったら道端でーとか、だって未来の人間が過去に来ること自体ダメな気がするからさ…」
「そうですね…過去の人に干渉する事は確かに私の時間をねじ曲げ、最悪未来が変わったり、消滅だってありえます。」
さっきの雰囲気とは違い、少し重くなった。
ただこれは深刻な事だ、と認識しただけで、俺は何か出来るのか…
「そんな危険まで起こして君がやりたかったことって?」
拓夢が少し渚の方に身を向けて聞いた。
渚は拓夢の目を真っすぐ見ていた。
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