66人が本棚に入れています
本棚に追加
「これくうちゃんの娘の瑠綺那ちゃん、超可愛いのよ。」
と1枚の写真を渡してきた。
写真の女の子は、金髪のゆるふわパーマで、スタイルも抜群だった。
俺と翠は写真を覗きと、俺は赤面し翠は、ふっと笑った。
俺の好みを知っているからこその笑いだろう。
そして、余計なことまで言いやがった。
「よかったですね。春翔の好みど真ん中ですよ」
「本当に!?良かった~」
「でも、母上、写真だけでは分かりませんよ」
「う~ん、それはそうよね。…あ、明日彩華帝国の姫のための騎士団の新人騎士の入団試験をするそうよ。
だから2人、翠くんと騎士団に潜入してらっしゃい。翠は今だって春翔の護衛のための騎士団の団長なんだから、受かるに決まってるし。春ちゃんも騎士団には入ってないけど、ほぼ入り浸っていつも一緒に練習してるんだから、絶対受かるわよ!うん!」
「し…しかし、潜入などしてもしばれたら国同士の問題になるのでは?」
「それは大丈夫!向こうの陛下、甲斐さんにちゃんと言っておくから。
さぁ、決まったなら早く準備しなきゃ。試験は明日なんだからね!翠くん、春翔をよろしくね」
「はい。了解です」
最初のコメントを投稿しよう!