☆1・華心の騎士団

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管理人の女性は言われた名前と名簿を見てにっこり微笑んだ。 「あらすごい!この3人で1部屋になります。部屋は301号室ですよ。これが鍵です、あちらの階段を使ってあがって下さいね」 私たちは言われた階段を上り、部屋へと向かった。 とりあえずこの2人が同室で良かった。2人は好い人そうだし、万が一ばれたとしても変なことは言ってこないだろう。 「この部屋かぁ」 春が呟いたので前を見ると301号室と書いた扉があり、3人の名札もしっかり張ってあった。 入ってみると自室よりは、狭くはなるが、騎士3人の部屋にしてはかなり広い。 リビングにソファーやテレビがあり、キッチン、オフロ、トイレも全くの新品同様だった。 また寝室は3人それぞれの部屋があるようで、これは瑠輝にとってらラッキーだった。 「部屋どこにする?俺はどこでもいいよ」 「俺も~」 「じゃあ、僕あの部屋がいい」 私が指差したのは窓際の一番端部屋で窓からなんとか抜け出すことができそうな部屋だ。 「オッケー。じゃあ俺は真ん中にしようかな。翠いいか?」 「いいよ。じゃあ俺はここだな」 と言い部屋に入っていった。
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