第一話:ミルキーは俺のあずぅいぃ~♪

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「た~だいま~…。」 帰って参りました…神様です。 いやぁ…今頃になって疲労が…、ちと暴れ過ぎたカナ?カナ? 魔力が底をついてるから転移魔導【トゥゥォラァンンザゥァァッム】が使えないから歩いて帰って来ました。 「主!?帰って来られたのですか!?」 この声は政時だな。 政時の目は泣いていたのか腫れていて、酷くやつれた顔をしている。 「どうしたんだ?そんな顔して。」 俺は何かあったのか?と問うと、 政時はかなり驚いたのか声を荒げた。 「ぬ、主が魔王討伐に…それで……もう帰って来ないかと……ひっぐ…ぅぅ…。」 政時は必死に涙をこらえて話していたが、遂に泣き出してしまった。 ああ、そんな設定で遊んでいたっけな。 「ああ、それでだがな…負けちまった…。」 ゲームでなwwww 「まさか…神であるあなたが……!?」 それ程驚いたのか、先程まで泣いていたのに泣き止んでいた。 「今日はもう疲れた…寝る…。」 俺はそう言い、足早にその場を立ち去った。 だって厄介な事になりそうなんだもん。 ―――――― 神が立ち去った後、 残された政時はそこで呆然と立っていた。 「主でも…敵わないというのか…?ならば私は!?私は何のためにいるんだ!?」 主を守るためじゃ無いのか!? だが主でも敵わない敵がいる!! それに主はどんな姿をしていた!? 酷くぼろぼろで!魔力などほとんど感じられない程使い果たしてしまっている!! 私は主程強い魔力も魔法も魔術も魔導も持っていない…。 あるのはこの剣技のみ……、 だが魔王も剣の達人、我が敵絶一門。 私は…ここにいて良いのだろうか…? 『俺が教えてやろうか?』 「!?…誰だ!?……貴様は…!!」 第一話 ~fin~
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