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ピピピ・・・
「ん・・・」
俺は いつものように目覚まし時計で起きた。
「また学校か・・・ めんどくさいな・・・」
高校に入学したけど いいことも無ければ悪い事も無い。
そして変わった所も無い。
それは俺に とって物凄く退屈な事だ。
「物凄く変わった事が起きないかな?」
ピンポーン。
そんな事を考えていたら家のチャイムが鳴った。
「迎えに来たよ 翔♪」
こいつは 俺の幼なじみで凛だ。
神谷 凛。
幼稚園からの友達だ。
「翔? 早く行こーよ!遅刻するよ?」
「あー 待て待て あと少し!」
なんか変わった事が起きないかな と少し期待を膨らませて 家を出た。
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