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「昨日。竜の宝見つけたやろ!」
キアラは自動販売機から出てきたコーラをグイッと飲み干す。
「だから、宝なんて無かったんだって!!あったとすれば・・・ハッ!」
私は思わず口を手で押さえた。
さすがに、本物の竜の赤ちゃんなら見てきました。なんて言えないよね・・・そうなったらニュースになっちゃう。
私が上目づかいでキアラを見ると、キアラはニヤリと不気味な笑みを浮かべていた。
「なんやぁ。あったんや~♪何があったんや?足跡か。化石か。ハリセンか。まさか・・・ホンマの竜かぁぁあぁああぁ!!!!!」
ギクリ。一つだけ変なのがあるけどビンゴだ。
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