ボロボロの塔
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「んー。無いよキアラ」 私がそう言うと、キアラは違う部屋に歩き出した。 「んな。うちは休憩ー♪」 「キアラ!?」 「先、上行っててぇな」 キアラは真っ直ぐ長い階段を指差す。 「もー。わかったよ」 私がそう言った時にはキアラは壁にもたれて寝息をたてていた。
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