謎の○○○○学園

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…確かに大きな穴が開閉して生徒を迎え入れている。 龍「新手なハリポタ詐欺か??」 なんか飲み込まれるみたいであまりいい気はしない気がする。 美少女「飛べないなら、連れてくまでだ。」 龍「えっ?ぅわっ!!」 彼女は自分より重い俺の身体を軽々と持ち上げた。 …てか逆お姫様抱っこ。 龍「うわぁ!やめっ!下ろしてくれー!」 じたばたジタバタ 美少女「うわっ!あぶなっ。」 バランスを崩して俺は落ちそうになった。 龍「ぎゃー!お願いだから落とさないでくれー!」 下に落ちたら命はないだろう。 美少女「…ったく、ホント変な奴だな。」 こうしてなんとも情けない格好で、あの口に入ったのだった。 龍“…此処で上手くやってける自信ねぇーー。” 龍の悲痛な心の叫びは、誰の耳にも届かなかった。
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