51人が本棚に入れています
本棚に追加
純「アハ♪ま、良いから良いから!」
彼女に背中を押されながらさらに不安になる龍だった。
S組……自己紹介。
龍“貴方が担任?”
髪と眼が銀色で服もキラキラした先生が俺を紹介してくれた。
担任「みなさ➰ン元気かな?
えー、今日からこの『イカス研究活かす経験学園』のS組に転校して来た、五十嵐龍くんで➰ス。皆拍手!!」
パチパチパチパチ…
…ちょっとナルシスト…入ってた?
ていうか、この学園そんな名前だったのか(汗)。
略してイケイケって他に思いつかなかったのか…。
担任「さぁて龍くん?
突然だが君は此処はどんな所か知ってるかい?」
龍「いえ、全く何も知らないんです。」
担任「なんとぉ!オーマイガ!?本当に?」
龍「いや、本当ですけど…てかなんでそこのみ英語なんですか?」
担任「あぁ!!それはそれは可哀想に。」
手を顔に当てヒステリックによじれた。
…人の話聞いてないし。
担任「仕方ない。では、教えて差し上げよう。
ズバリ!此処は悪と戦う為に、勇者を育てる学校なのだよ。」
……は?なんだって?
担任「あれ?この私が身を挺して教えて差し上げたんだが…聞こえなかったかな?」
龍「悪?…勇者?」
担任「そう、大昔にね、闇の神がこの地球に呪いを掛けたのは知ってるかい?」
龍「はい。でも、それは本の話じゃ…。」
担任「いいや!ノンノン♪ノンフィクション!実は本当なのだよ。その呪いが復活するのが今年なんだ。」
最初のコメントを投稿しよう!