クラスメイト

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純「アハ♪ま、良いから良いから!」 彼女に背中を押されながらさらに不安になる龍だった。 S組……自己紹介。 龍“貴方が担任?” 髪と眼が銀色で服もキラキラした先生が俺を紹介してくれた。 担任「みなさ➰ン元気かな? えー、今日からこの『イカス研究活かす経験学園』のS組に転校して来た、五十嵐龍くんで➰ス。皆拍手!!」 パチパチパチパチ… …ちょっとナルシスト…入ってた? ていうか、この学園そんな名前だったのか(汗)。 略してイケイケって他に思いつかなかったのか…。 担任「さぁて龍くん? 突然だが君は此処はどんな所か知ってるかい?」 龍「いえ、全く何も知らないんです。」 担任「なんとぉ!オーマイガ!?本当に?」 龍「いや、本当ですけど…てかなんでそこのみ英語なんですか?」 担任「あぁ!!それはそれは可哀想に。」 手を顔に当てヒステリックによじれた。 …人の話聞いてないし。 担任「仕方ない。では、教えて差し上げよう。 ズバリ!此処は悪と戦う為に、勇者を育てる学校なのだよ。」 ……は?なんだって? 担任「あれ?この私が身を挺して教えて差し上げたんだが…聞こえなかったかな?」 龍「悪?…勇者?」 担任「そう、大昔にね、闇の神がこの地球に呪いを掛けたのは知ってるかい?」 龍「はい。でも、それは本の話じゃ…。」 担任「いいや!ノンノン♪ノンフィクション!実は本当なのだよ。その呪いが復活するのが今年なんだ。」
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