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それは、昔も昔。
地球が生まれるずっと前。
銀河系が出来たばかりの頃…。
その中心で、神様達の集まりがありました。
水の神、火の神、木の神…色々な神が集まっています。
しかし、一人呼ばれない神がいました。
その神は黒を司る闇の神だったのです。
皆は闇の神と関わることを嫌いました。
災いを起こすことが好きだったからです。
これから先、災いなど生まれては困るので、元凶である闇の神を消すことにしました。
神々全員の一致でした。
闇の神はそのことに怒り、消える間際に
「…もうすぐ、ある赤子が誕生する…。
その子は、とても豊かになると聞いた…。
ならば、それを阻止し、憎しみと怒りと悲しみだけの素晴らしい世界に変えてしまおぅ。…フフ…ぅワッハッハッハッハ…」
と、新しい赤ちゃんに呪いをかけたのです。
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