素晴らしき家族

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…パタン 「ふぅ…あほくさ。」 本を投げ出し、ベッドに仰向けに寝転んだ。 …あれから、いったい何億年たったのだろう…。 今は22世紀。 俺は、五十嵐龍(いがらし・りゅう)。 高校二年生。まだ16。 今日から、新しい学校に通う転校生。 家庭内で色々あって、何回も転校してきたんだけど、ここでそれも終わりらしい。 …なんか嬉しいような寂しいような感じがする。 「龍?早くしなさい…ってあんたっ寝転がっとるひま無かろが!!ハヨ起きんか!大体あんたはねぇ…」 …ガミガミガミガミ 「う''ぅ~…(うるさい(;^_^A)」 分かんない人すいません。母さん、九州の人で怒るとつい出ちゃうらしいんです。方言(笑)。 ストレス発散にはもってこいなんだと。 言われたほうはたまったもんじゃないけど。
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