麝香の人

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月明かり揺れる光が幕を開ける 両の手伸ばせばAZUSAに届くね 酷く堕ちてゆく我が身はまるで屍の様に放たれる一筋の可憐な蝶に 寄せては返し傷付けてしまう ただ一途にあなたを慕うのに 何故に頬を伝わる我が涙 この心を励しく揺さ振る人 あなたの心は人の祖の起源のEVEの様 許されざるものならば時の間に 舞絹 砂時計 悪戯に時を刻む この心を励しく揺さ振る人 あなたの微笑みは人の祖の開祖の菩薩模様 許されざるものならば時の間に 舞絹 砂時計 悪戯に時を刻む この心を励しく揺さ振る人 我が身の魂は今もただあなたを叫んでる 許されざるものならば麝香の香に 季節は巡り逝くこの唄も永遠を刻む
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