01.私はデブ。

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先生に全てを話そうと決めた次の日。 私はいつものように朝から保健室へ向かった。 ドアを開けて中へ入ると、そこにはいつもの先生の笑顔があった。 「おはよう」 「おはようございます」 私はいつも通りに挨拶をするも、なかなか話を切り出せないでいた。 でも… こんな事ではいつまでたっても自分を変えられない。 先生に隠し事をしたままでは、前に進めない。 そんな感情が私を動かした。 「先生、話しがあるんです」 やっと口から出たはいいが、何から話せばいいかわからなかった。 そんな私に先生はまた笑顔で 「じゃあそこに座って」 と椅子を引いてくれた。 .
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