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四月のあの日・・・
ほんとうならぼくは学校にいなくちゃいけないはずだった。
だけどぼくは、古い鉱山の近くにある丘の上にいた。
ふもとにはうちの農場がある。
ぼくは白っぽいカエデの幹を枯れ枝でなぐりつけていた。
ちくしょう、キーラ・マートンのやつ。
休み時間にあいつ、ぼくの服を指さしてばかにしたんだ。
それなのにぼくは向かっていくどころか、しっぽを巻いて逃げ出してしまった。
ブランル先生が次の授業の開始を知らせる鐘を鳴らしたとき、
ぼくは帰り道を半分くらいまできていた。
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