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時折、 純の存在が 邪魔なトキがある。 純の言葉 態度 行動 全てのものが 鎖となって、 俺を締め付ける。 それは単純なコト。 純自体に問題が あるのではなくて、 俺の問題だ。 純が笑顔を向ければ 安心して、 泣き顔を見せれば 不安になる。 純の声を聞けば 癒されて、 純が駆けてくれば 自然と微笑む。 そう、コレは純が 縛り付けているんじゃなくて、 俺が勝手に 縛られてるだけ。 知らず知らず、 君という鎖に がんじがらめになって。 あっという間に、 君に溺れる。 end
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