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ピピピッピピピッピピ
「うぅーん…眠い」
「おもい」
目覚まし時計が朝になった事をつげ
清々しいはずの朝なのに暑いし、息苦しい
原因は全部じんのせい
「ふぁ?かず何で怒ってんの?…ふふっ」
しかも悪気なしのこの笑顔
憎めないなぁ…可愛い//
しかしこのバカは今何時だと思ってるんでしょうか人を抱き枕みたいにして
「おもいから早く起きろ」
「いやだ……おやすみー」
かわいさ余ってにくさ百倍
よしこうなったら仕返ししてやろう
向き合う形でハグされてる訳だから
そのまま後ろに回ってる手をじんの脇にそっとあてて
こしょこしょこしょ(笑)
「うわ…ハハハッ…くるし…ハハハッハハ…降参こうさん」
むせてるじんを片目にベッドから降りカーテンを開ける
「ほらもう朝、起きよじん」
「うぅ…」
カーテンを開けたら朝の日差しが
仁の顔に飛び込んだ
「まぶっ…」
眩しいのか布団を頭からかぶって身を隠す
「ったく…ほら起きて」
体を揺さぶっても起きないじん
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