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電車を乗り継ぎ、空港についた私は手続きをすませ、フライトを待つ。 ロビーには旅立つ人がせわしなく動いている。 片隅に別れを惜しむかのように肩を抱き合いながら座るカップルを見つける。 お互いに寄り添いながらフライトを待っているのだろうか。 中央の時計を二人でじっと見上げていた。 最後の時まで彼と一緒にいられるなんてうらやましいな。 私は一人、それをぼんやりと眺めていた。
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