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《貴方ハ不思議ナ人デス、僕ハ貴方ミタイナ人、好キデス。》
グルグルとまた鳴りだす喉
夜兎には鳥、オレは猫か…
いや、きっと夜兎にも聞こえる筈だ
それこそ猫や鳥に限らず犬だって
その外の動物だって聴けるかもしれない
言葉を発せられない全ての生き物に…
オレには鳥の声が聞こえない…
オレが無意識に避けているからだ。
夜兎を苦しめる原因の一つだったから
でもオレが心を寄せればきっと…
なら…
《貴方ニハ力ガアル、不思議ナ優シイ力…僕ハ貴方ノ力ニナリタイ。》
心を開けばそれは大きな変化をもたらす…
｢……そうか、なら困った時力になってくれ。｣
《ハイ!!》
これは大きな変化…
また新しい一歩…
確実に変えてみせる
待ってて、夜兎……
オレは君の為に努力は惜しまない
オレの存在理由は君を独りにさせない事
オレが居なくても独りにならない為なら
｢……何だってやってやる……｣
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