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下駄箱周りを確認して
取り敢えず燃やされたら大変だと焼却炉に向かい、無いことに安堵した
体育館倉庫は鍵閉めにはまだ時間が有るからと後回しにする
ゴミ箱を近場から探していく
時間は既に探し始めて30分が経っていた
次は自分のクラスが有る3階だ
階段を登った時だ、クラスメイト数人が階段を塞いだ
俺は立ち止まるしかなく階段半分ぐらいで立ち止まった
「……何か?」
首を傾げた時何かを俺に投げつけた
それが顔に当たり俺はバランスを崩して階段から落ちた
笑いながら去っていく奴ら
この感じ…久しぶりだな…
そう何処か感じながらも、痛みが走る身体を起きあがらせる
「あった…良かった。」
投げられた物を確かめれば俺の靴だった
画鋲が沢山刺さっていたけど
思っていたよりましだった事に安心して立ち上がろうとした
「……っ」
だけど足は言う事を聞きたくないとばかりに痛みを訴えた
痛めたらしいと解っていたけど
そんな事言ってられない
早く帰らなきゃ
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