友達

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気付けば夜中の12時だ… 早く寝なきゃ… 弁当と朝食を作らなきゃいけない それに早く寝て進士達に1分でも早く長く居られる様にしたい 下に畳んだ布団を背にコートを被り まだ肌寒い春の夜におやすみなさいと呟いた ――――――はぁ…近寄るなよ ごめんなさい… ――――――お前何の為に生きてんの? 解らない… ――――――気持ちワリィなっ すみません… ――――――お前生きてて楽しい? 楽しくない… ――――――死んじゃえ…っ 死ぬ勇気が無いんです ――――――いらない子だってさ 誰よりも知ってる ――――――必要性が解らないや… 俺も知りたい ――――――空気は黙ってないとだろ? ……はい ――――――……殺してあげようか…? …………ありがとう……っ ピピピピピ… (………あ…) 幻聴…いや幻… どのみち夢は夢 死ねないんだな…… あの殺してくれると言ってくれたのは…誰だろ? そう思っても俺は 当たり前の様に生かされる  
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