別格

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「おし、こんなもんか。」 居間の整理を終えてオレは汗を拭った あっちぃなんて思いながら肩や首の骨を鳴らし立ち上がる 猫達はソファで寄り添って寝ていた 仲良いなぁなんて軽く和みながら 山岸の寝室へと足を運んだ 取り敢えずベッドの布団を外に干し 丸められゴミをゴミ箱へと運ぶ 散らばっている書類を纏めて グチャグチャに積まれた机にひとまず避難 洗濯が終わったからだ まだまだ有るYシャツを洗うために出来たらソッコー干さなきゃ 時間が勿体無い 「取り敢えず物干し竿へ…っと。」 沢山のYシャツを干し再び寝室へ 机の上を綺麗にしなければ その後は掃除機 使ってないとは言え埃は動物の身体には良くない その後は黙々とだった 寝室を片付け終わり 家中掃除をし洗濯物を全て片付けた 二階は一応家主の許可を得てからだ 時間は既に始めてから5時間 もう昼の3時だった あいつまだ帰ってこねぇな… 流石に腹減ったぞ… なんて考えてたら丁度扉の開く音が聞こえた 「遅かった……な……?」  
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