第一章

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どれくらい、時間がたっただろいか。 結構、冷たい風が吹いていた。 「そろそろ、戻ろっか。」 悠也が言う。 「そうだね。」 本当はもっと見たかったけど、流石に寒いし、戻る事を選択した。 校内に戻っても、まだ手は繋いだままで。 私冷え症だから、悠也寒くないかな、とか、手汗かいてないかな、とか、色々考えた。 この感じ。 付き合いたての気持ちと同じ。 大好きで大好きで、しかたない。  
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